犬も年齢を重ねると人間と同じように「認知症」になることをご存じでしたか?
認知症の初期症状を知ることで認知症の進行を遅らせることができるので、この記事を読んで突然の出来事に備えておいてくださいね。犬の認知症は突然やってくるのです。
犬の認知症って何歳から?
人間も65歳を過ぎたあたりから認知症が徐々に増えてくるので、犬にとっての65歳くらいである、11歳~12歳くらいから徐々に犬にも認知症が増えてきます。
認知症の見分け方
認知症と言っても、今日突然認知症になるわけでなく、徐々に出来ることが出来なくなっていくのです。
例えば、
- 名前を呼んでも反応が悪くなった
- 飼い主様が外から帰ってきても喜ばない
- 大人しい犬だったのに攻撃的になってきた
- トイレの失敗が多くなってきた
- 夜泣きする
これらの症状があてはまるような行動を取るようになってきたら「認知症」を覚悟した方がいいかもしれません。
認知症の進行を遅らせるには
上記に挙げたことがあてはまるからと言って、すぐに「認知症」になってしまうわけではないのでご安心を。
これらの症状が見えるようになってきたらそろそろ「認知症になるかもしれない」という覚悟を持って進行を少しでも遅らせるようにしてあげればいいのですよ☆
「認知症」を遅らせる一番の薬は、刺激を与えることです。
認知症予防、刺激の与え方
刺激といっても、”つんつん”したり、
”耳を引っ張ってみたり”
”しっぽを引っ張ってみたり”
こんなことではありません。
積極的に外に連れ出して、心に刺激を与えてあげるのです。
外に連れ出そう!
外出編
今まで以上に外に連れ出してみましょう。
車に乗せて一緒にドライブしたり、
電車に乗ってどこかにお出かけ。
一緒にショッピングをして楽しむのもいいかもしれません。
新しい空気を吸う事により脳に刺激が与えられて「認知症」の進行を遅らせることができるのですね。
お散歩編
ワンちゃんって安心感のある同じお散歩コースを歩くのが大好きですよね。
ちょっとでも道をそれると、「そっちじゃないよ?」と飼い主様の顔を見つめてきたりするこんな姿、とっても可愛いですよね。
このような可愛い顔にも負けず、あえて違う道へと進んでみるとそれだけで脳への刺激になって「認知症」の進行が遅れるのです。
また、すれ違うワンちゃんや、「可愛いわねー」と声を掛けてくれるお年寄り(立ち止まってくれるのは大体お年寄りなので。。。)がいたら、積極的に近づいて行きましょう。
いろいろなワンちゃんや、人と触れ合う事が刺激になるのです(^^)
おうちでの過ごし方に一工夫
おうちでの遊びの時にも、ちょっと頭を使う遊びを取り入れて「認知症」の進行を遅らせることができるのですよ。
ペットボトル遊び
うちでよくやっているのは、ペットボトルを使った知育遊び。
飲み終わったペットボトルにドッグフードを数個入れて与えるだけ。
もし、ドッグフードに魅力を感じないワンちゃんだったら、何か他の大好物を入れてあげるといいですね(⌒∇⌒)
触りまくる
「認知症」の進行を遅らせる為には過剰な程のスキンシップが大切です。
ですから、いつでも隣に置いて触りまくる、
撫でまくる、
ブラシをしつこい程にしてみてもいいかもしれませんね。
コマンドを教え込む
今さら老犬に…..と思うかもしれませんが、いくつになっても覚えてくれるし、ワンちゃんはお仕事をするのが大好きだし、飼い主様の喜ぶ姿が大好きなのです。
脳に刺激を与えると思って今から新しいコマンドを教えるのもいいですよ。
名前を呼ぶだけでもいい
コマンドを教えるのはやっぱり面倒だよ…..と言う飼い主様がほとんどだと思うので、もう少し現実的な案。
名前を呼ぶだけでもいいのです。
老犬になってくると、名前を呼んでも聞こえないフリなのか、耳が遠いのかどちらなのかはわかりませんが、とにかく無視することが多くなりますよね。
12歳にもなると普通に無視します((+_+))
となりで遊んでいるチョコ9歳がとっても若く見えるのです。
ですから、いつでもすぐにオヤツを与えられるようにこっそり持っておき、名前を呼んで少しでもこちらを向いてくれた時は大げさなほどに褒めてオヤツをあげてまた褒めまくる。
ということを繰り返していると、少しずつ反応が戻ってくるのです(⌒∇⌒)
これなら出来そうね☆
認知症予防の食材に納豆

人間の場合もそうなのですが、「大豆や納豆」って「認知症」の進行を遅らせると言われているので、大豆アレルギーがないワンちゃんならいつものご飯に納豆をちょい足ししてみるといいですね☆
納豆の主な成分
イソフラボン | イソフラボンは免疫力の増強や抗菌作用があり、がん細胞の増殖を抑える働きがあり、アンチエイジング効果として活性酸素を除去する抗酸化作用も注目されているのです。 |
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レシチン | レシチンは脳内で記憶をつかさどる「海馬」(かいば)に多く存在し、レシチンを多く保つことで、記憶機能も保たれると考えられています。レシチンが不足してしまうと脳内の神経系統に、ダメージを及ぼしてしまう可能性があり、レシチンを十分に保っていると、脳内の神経も正常な状態に保たれると考えられているのです。 |
ナットウキナーゼ | 納豆のネバネバに含まれているナットウキナーゼ。最近ナットウキナーゼにには「認知症」の特徴である有害タンパク質のアミロイドを溶かしてくれるという報告もありますが、ナットウキナーゼだけの効果だけではなく、納豆に含まれる他の栄養素と組み合わさってこそナットウキナーゼの力が発揮されるのです。 |
サポニン | 大豆サポニンには、脳内の毛細血管をきれいにしたり、血中のコレステロールをコントロールして血液の流れを良くしたりしてくれる働きがあるのです。また栄養と酸素の補給を高める働きもあり「認知症」の予防に期待できるのです。 |
ビタミンB群 | ホモシステインの濃度が高くなると脳の萎縮が起こると考えられており、ビタミンB群はそのホモシステインの影響を抑えることが知られているので、「認知症」の予防につながるのです。 |
納豆パワー凄すぎ!!
ワンちゃん用のご飯にちょい足し用ドライ納豆が便利ですよ(⌒∇⌒)
まとめ
いかがでしたか?愛犬の「認知症」の進行を遅らせる方法。
多くの飼い主様は愛犬が子犬の頃から育てていたと思います。
そして10年以上経ち可愛かった子犬から「認知症」の症状が見え隠れしショックを受けるかもしれませんが、それも現実。
現実を受け入れて、少しでも「認知症」の進行を遅らせるのが、飼い主様にとってもワンちゃんにとっも幸せに繋がるので是非とも少しでも遅らせてあげたいですよね。
今日のWan’s
ひぃるのパワーが凄すぎて老犬バニラはついていけないようね。
でも、ひぃるって犬なのに外では猫を被っているの。
だからいつも、「大人しくていい子ねぇ~~」て言われるのよ。
外だとこんな顔見せないもんねっ。
だから、ここで暴露~~~~♪
今日も押してくれてありがとう★
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